PITやまたろ blog

メンテナンスしたり修理したり、時々壊したりします。

作業手袋について考える

バイクや車を作業していると・・・・結構手が汚れますよね。

場所によっては、鋭利な部分があったりするので素手では危険な事もあります。

 

やっぱり必要になってくるのは、手袋ですね。

 

今回は、作業手袋を私なりの見解で評価してみます。

 

手袋選びのポイントとしては

  • 滑りにくさ 工具や部品を持って滑らないか
  • 安全性 手を保護してくれるか
  • 耐久性 すぐに破けたりしないか
  • つけ心地 装着して不快でないか
  • 価格 購入しやすく、使い捨てできる価格か

これが全てでは無いですが、それぞれ5段階評価で紹介していこうと思います。

 

①軍手

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滑りにくさ☆☆

安全性☆

耐久性☆

つけ心地☆☆☆

価格☆☆☆☆☆

 

作業する時に1番使われるであろう軍手!

どこでも買える。10組で100円程度〜と超安い。

しかし、糸がほつれやすく、回転物に巻き込まれる危険アリ。

エンジン組立等の精密な作業にも糸くずが付いてしまうのでNG。

汚れやすいのですぐにダメになるイメージ。

つけ心地は良いが、水に濡れるとグシュグシュになり最悪。

タイヤ履き替え等の軽作業用に、車に積んでおくのは良いかもしれません。

 

②ゴム手袋

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滑りにくさ☆☆

安全性☆☆☆

耐久性☆☆☆☆

つけ心地☆☆

価格☆☆☆

 

手袋全体がゴムなので、水を触ってもあまり冷たくない。

比較的頑丈かつ薬品にも強い物が多い。

どこでも売ってる。1組500円程度とちょっと高め。

伸縮性があまり無いのでサイズが合わないとブカブカでつけ心地は低め。

手袋の中で手が滑る事もある。長時間装着しているとムレやすい。

ゴムは油分が付くと滑りやすい。

分厚いゴムで指先の操作がしづらい場面もある。

洗車や水回りのお掃除にオススメ。

 

ニトリルゴム手袋

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滑りにくさ☆☆☆

安全性☆☆

耐久性☆

つけ心地☆☆☆

価格☆☆☆☆

 

薄手の使い捨てゴム手袋、100枚で700円程度〜

手にピタっと装着できる。細かい作業もやりやすい。ホームセンターなどで買える。

長時間装着するとムレやすい。金属の角などで破けやすい。

安い物だと、いつの間にか破けてるので耐久性は低い。

手荒れ防止に、ニトリル手袋の上に軍手をするという使い方もできる。

油分が付くと滑りやすいが、滑り止め付きの物もあります。

精密作業やキャブクリーナーなどを使う場面にオススメ。

 

④背抜きゴム手袋

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滑りにくさ☆☆☆☆☆

安全性☆☆☆

耐久性☆☆☆☆

つけ心地☆☆☆☆

価格☆☆☆

 

ゴム手袋の背中(手の甲側)が布地又はメッシュな手袋。

ピタっと装着できて、長時間着けててもムレにくい。

滑りにくく、結構頑丈。油分が付いても滑りにくい部類だと思います。

しかし、背面側である手の甲の防御力は低いので過信は禁物。

水には弱く、濡れるとつけ心地が悪い。

10組で500〜800円程度、この中ではやや高いかもしれない。

引越しからエンジン脱着まで、力仕事が得意な万能選手。

私は1番よく使う手袋。

 

以上、私が使ってみた事のある手袋を紹介致しました。

他にも、皮手袋などもありますが、ちょっと高くて使い捨てしにくいので

今回は紹介しませんでした。

しかし、溶接等の場面では熱に強い皮手袋が安全なので必要ですね。

 

作業場面に適した手袋を選んで、安全作業の手助けになれば幸いです。