ドライバーでネジをナメないように
5月9日は工具の日らしいですよ!
じゃあ、工具についても記事にしてみようかなぁ~と思いながら
ツイッターを見てましたら、気になるアカウントを見つけました。
工具メーカーKTCの公式キャラクターだそうです。
KTCのサイトではケイテイちゃんが工具の基礎知識を紹介しています。
工具の使い方、選び方などわかりやすく解説してくれてますので、とても便利ですね。
・・・で、終わってしまうと記事を書く意味が無くなってしまうので
ケイテイちゃんのLESSONを参考にしつつ、私なりの見解を混ぜ込んで紹介しようかと思います。
今回は、一般家庭でも大体の人が使った事のあるであろうドライバーについて記事にします。
では、使い方について。
よく押す力が7割、回す力が3割と言われます。
ケイテイちゃんも「押す力:回す力=7:3」と紹介しており、固いねじを外すときは押す力を大きくするようにと紹介していますね。
私の感覚では、押す力8割 回す力2割 の気持ちで良いと思っています。
なぜなら、回そうとすると自然に押す力が弱まってしまうからです。
とにかく、押す力を疎かにしてはいけない!ということです。
押す力が弱くなってしまうと、何が起こるか?
ネジをナメてしまいます。
ネジをナメる・・・つまり壊してしまうことですね。
バイクでいうと、ブレーキのマスターシリンダーでリザーブタンクのフタのネジが固くて無理に回したらナメちゃった!って事がよくあると思います。
ウチのSRもナメかけてます。前の持ち主が失敗しちゃったか、
インパクトドライバーを使ったみたいですね。
押す力が弱くて先端が滑ってしまうのでナメる・・・
あとは、先端の大きさが合わなくてナメるなんてこともあります。
小さい方から1番、2番、3番とネジに合わせたサイズがあります。
私が持っているのは2番(真ん中)と3番(下)
小さいスタッビドライバー(上)も2番です。
大きなネジを小さいドライバーで回そうとすると、ガタガタして滑りやすいですよね。
ネジにドライバーを当ててみて、ピッタリ食いつく物を選択する必要があります。
ピッタリのドライバーでも、
「しっかり押さえつけてても固くて回らない。これ以上はナメてしまいそうだ!」
という予感がしたら一旦ストップしましょう。
ナメてしまってからでは修正は非常に難しいです。
そんな時は、ハンマーで叩いてみる方法があります。
貫通ドライバーでないとできませんが、柄の後端。グリップ部分のおしりの方ですね。
ココをコンコンとハンマーで叩きながら回してみると緩む事があります。
ただし、これも回す力が大きすぎるとナメますので慎重に回しましょう。
それでもダメなら・・・
諦めてインパクトドライバー(ショックドライバー)を用意しましょう。
ただし、場所によっては叩いてはいけない部品もありますので、注意は必要です。
使い方だけで結構書いてしまいましたが、重要な所は・・・・
・回す力より押す力が重要
・ナメそうな予感がしたら無理に回さない
壊してしまって大変な思いをする前に、思い出して頂ければ・・・。